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うみねこのなく頃に
2009.01.20 Tuesday | category:ゲーム
JUGEMテーマ:ゲーム
やる時間もないからコミケでスルーしていた
「うみねこのなく頃に」。
一応、エピソード1は買ってプレイしてたんだけど、
「なんか、ひぐらしと比べてドキドキしねーなー」
とか思って、エピソード2以降は食指が動いていなかった。
でもなんか同人ゲーム扱っている近所のショップで
売ってたからつい買っちゃった……。
で、買って、とりあえずエピソード2をプレイしてみて、
思った。
竜騎士07さん、ごめん!俺が間違ってた。
俺が節穴だった。
おもしれえ、おもしれえよ「うみねこ」!
うみねこみたいにミャンミャンないちゃうようなおもしろさだよ!!
電気代も冷房も金利0でビビッちゃうし、餡子は十勝製だし、
セインさんはモーホーだったよ!!!!
ってかマジで「うみねこのなく頃に」はおもしろい。
完全に前作「ひぐらしのなく頃に」を凌いでいる。
それは、衝撃性において。
もうね、あれね、シビれた憧れたよ。
エピソード2以降はどうなっちゃうかわからないけど、シビれたよ。
誤解させたくないので断言しておくけど、衝撃性ったって、
殺人の描写がスプラッターだとか、
そんな表面上の衝撃を言ってない。
ってか表面上の衝撃さなんて、飾りですよ。どんなにエグくてグロくても、
心には残りにくい。所詮のど元過ぎれば熱さ忘れるってやつですよ。
しかし、内面的な衝撃は、心に残る。すげえ残る。
ショッキング!ギュチー。
何がショッキングかっていえば、期待を大きく裏切られること。
前作「ひぐらし」もそうだったが、「うみねこ」エピソード2にしても、
期待を大きく裏切って、予想だにしない世界を見せてくれる。
「ひぐらし」にしても「うみねこ」にしても、明らかにミステリーという
物語形式を意識しています。
だから当然受け手にも、ミステリーとして受け取られる。
最近見たこのブログが、ミステリーとしての「うみねこ」と「ひぐらし」を
的確に言い当てていると思いました。
「アンチミステリーVSアンチファンタジー」の行く先 - 『うみねこのなく頃に』の捉え方について
http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090117/1232190516
前作『ひぐらしのなく頃に』のミステリー的失敗は、いまや語り草とも言えるありさまで知る人に知れ渡っています。その反省と超克のため、竜騎士さんははミステリーというジャンルに関するひと通り以上の素養を学んだようです。ある種の理論武装をした彼が新シリーズとして発表したのがこの『うみねこのなく頃に』で、この辺の話は第一作公開直後の記事『うみねこのなく頃に』のミステリー・リベンジっぷりに書いたとおりです。
学んだと言っても門外漢である彼はやっぱりどこかズレていて、ミステリーというジャンルの文脈そのものに乗っかって作品を作るということはしてくれません。けれど、『うみねこのなく頃に』がミステリーの文脈をそれなりに理解していなければ決して作ることのできない作品であるのも事実でしょう。
「この作者は一体なにをしようとしているんだ?」という興味と驚き。そういった関心の持ち方ができるのが、『うみねこのなく頃に』という作品です。
竜騎士07のミステリーが「本格推理」でない単純な理由
http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090118/1232274173
本作の「ミステリー」部分の極北である特殊な推理パートでは、論理性を過剰に突き詰めたゲーム的なルールが採用されています。ここでは犯人の動機や個人の身体能力差などは完全に無視され、なかば現実的な再現性すらも度外視した論理パズル的な問題*3が焦点となってきます。こういった論理の応酬による推理バトルはたしかに大変"それっぽい"感じがするのですが、それでも基本的なところで「情報の公開が段階的である」という本作の根本の性質は変わりません。
『うみねこのなく頃に』はこのようなスタイルで展開する作品です。だから本作を本格推理的な文脈で解釈しようとすれば多くの不具合にぶち当たるでしょう。このゲームは「出題者が完結したひとつの問題を出し、あとは回答者がそれを解くのみ」という一ターン限りの戦いではなく、「作者とプレイヤーが交互に一手ずつ駒を動かしていく」まさにチェスのようなルールの上に成り立っているのです。
確かにその通り。
「ひぐらし」はミステリーと言いつつ、ミステリーを期待すると肩透かしを
くらうような作品だった。
「うみねこ」はその点、ミステリーらしさが前作より深く追求されている。
だがぶっちゃけ、俺にとってはそんなことはどうでもよかった。
「ひぐらし」はミステリー的には失敗だったかもしれないが、失敗作ではない。
なぜなら、ミステリーではないのだから。
正確には、ミステリーであるとミスリードすることによっておもしろさを
生み出している物語形式。広義でのアンチミステリーに該当する気がするが、
アンチミステリーという物語形式すらミスリードであって、実際には
名状しがたきものやもしれん。名づけられざりしものやもしれん。
星間宇宙を渡るものやもしれん。邪悪の皇太子やもしれん。ハスター!
「人間の所業とは思えないような犯罪が起こり」
「最終的には人間の所業として解決する」
のがミステリーだが、俺個人的には、もうそんな作品は十分だ。
どんな華麗な解決方法であれ、「最終的には人間の所業として解決する」
のは分かりきっているのだから、その分衝撃が緩和されてしまう。
衝撃が緩和されてしまったら、楽しさまで緩和されてしまう。
見たいのだ!これまでなかったような物語を!!
味わいたいのだ!!これまでなかったような衝撃を!!
俺にとって「ひぐらし」はそれを達成していた。
「これまでなかった物語」「これまでなかった衝撃」の前にはミステリー的失敗
など小さい小さい。
そして「うみねこ」はその「ひぐらし」を超えていた。
このキャラはこういう役回りだろ?
ミステリー的にはこうなるよね?
──みたいな観客の予測をサディスティックに裏切ってくれる。
心地いい。心地いい衝撃だ。これはイイ。
あーでもごめん、パッと見てわかる衝撃も、もっと増やしてくれると
俺的には嬉しいなぁ。ドキドキできるから。
「アンチミステリーVSアンチファンタジー」の行く先 - 『うみねこのなく頃に』の捉え方について
http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090117/1232190516
竜騎士07のミステリーが「本格推理」でない単純な理由
http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090118/1232274173
なぜなら、ミステリーではないのだから。
正確には、ミステリーであるとミスリードすることによっておもしろさを
生み出している物語形式。広義でのアンチミステリーに該当する気がするが、
アンチミステリーという物語形式すらミスリードであって、実際には
名状しがたきものやもしれん。名づけられざりしものやもしれん。
星間宇宙を渡るものやもしれん。邪悪の皇太子やもしれん。ハスター!
「人間の所業とは思えないような犯罪が起こり」
「最終的には人間の所業として解決する」
のがミステリーだが、俺個人的には、もうそんな作品は十分だ。
どんな華麗な解決方法であれ、「最終的には人間の所業として解決する」
のは分かりきっているのだから、その分衝撃が緩和されてしまう。
衝撃が緩和されてしまったら、楽しさまで緩和されてしまう。
見たいのだ!これまでなかったような物語を!!
味わいたいのだ!!これまでなかったような衝撃を!!
俺にとって「ひぐらし」はそれを達成していた。
「これまでなかった物語」「これまでなかった衝撃」の前にはミステリー的失敗
など小さい小さい。
そして「うみねこ」はその「ひぐらし」を超えていた。
このキャラはこういう役回りだろ?
ミステリー的にはこうなるよね?
──みたいな観客の予測をサディスティックに裏切ってくれる。
心地いい。心地いい衝撃だ。これはイイ。
あーでもごめん、パッと見てわかる衝撃も、もっと増やしてくれると
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